『シャーク 覚醒』キム・ミンソク、ウィ・ハジュンによる素手で戦う「けんかアクション」映画

『シャーク 覚醒』は韓国のカカオページ(日本ではピッコマ)で連載され145万人が購読し、ウェブ漫画部門でランキング1位を記録したミリオンセラーウェブ漫画『Shark』を原作とした実写映画化作品。

学校でいじめに遭っていた少年が少年院で総合格闘技チャンピオンに会って自分の限界を克服していくストーリーのけんかアクション映画。

監督は空手を通じて知り合った男女が成長していく過程を描いた青春作品『空手道』を監督したチェ・ヨジュンが務める。映画の大半は少年院が舞台のため、リアリティを求めるため実際に長興（チャンフン）刑務所で大部分を撮影した。

学校でいじめに遭い、正当防衛だが相手を傷つけたため殺人未遂で少年院に入所したウソルを務めるのは、韓国だけではなく日本でも話題となり大ヒットしたドラマ『太陽の末裔 Love Under The Sun』に出演してブレイクし、以降もノワールアクション映画『修羅の華』などドラマ、映画を問わず幅広く活躍するキム・ミンソク。

総合格闘技の世界チャンピオンだったことからウソルに戦う方法を教えるチョン・ドヒョンを、『イカゲーム』に出演、各方面から大注目を集めるウィ・ハジュンが演じる。さらにウソルを虐げるいじめの加害者、ペ・ソクチャン役を演じるのは、NETFLIX で配信中のドラマ『悪霊狩猟団:カウンターズ』で名悪役を演じ人気急上昇中のチョン・ウォンチャン。

映画の展開とキーとなるシーンは全て素手で戦う「けんかアクション」で進められる映画だ。

ストーリー

壮絶ないじめの被害者であるウソルは、予期せぬアクシデントですべてを失い少年院に収容されてしまう。日常的に暴力がはびこり弱肉強食の世界であるその場所は、ウソルにとってまさに地獄だった。危険と隣り合わせの日々を過ごす中、ふとしたことからウソルは総合格闘技の元チャンピオン、ドヒョンと出会い、生き残るための方法を教えてほしいと弟子入りを懇願する。ドヒョンの助けにより、ウソルは自分の中にある弱さと向き合いながら厳しい鍛錬を続け、心身の限界を一歩一歩乗り越えて成長していく。しかし、かつてのいじめの加害者であり、今は裏社会で暴虐の限りを尽くすソクチャンへの巨大な恐怖心はいつまでも拭えずにいた。

予告編

公式サイト

8⽉26⽇(金) シネマート新宿、シネマート心斎橋、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開
9月2日(金) キネカ大森、アップリンク京都にて公開

監督：トッド・スティーブンス　
出演：ウド・キアー、ジェニファー・クーリッジ、マイケル・ユーリー、リンダ・エヴァンス

監督：チェ・ヨジュン
原作：雲・WOOSUB／トゥーユードリーム（ピッコマ『シャーク』）
出演:キム・ミンソク、ウィ・ハジュン、チョン・ウォンチャン

2021 年／韓国／108 分／カラー／シネマスコープ／5.1ch／原題:샤크 : 더 비기닝／英題:SHARK: THE BEGINNING

配給：エスピーオー

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