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ダンスのための往復書簡

京都拠点の沢田穣治とロンドン拠点のサイモン・フィッシャー・ターナー。この二人の音楽家が2000年代初頭にある舞台作品のために音楽を提供した。

インターネット環境が今ほどに整備されていなかった当時、その制作はお互いの音源を郵便を用いて送りあう形で進められたのだという。

プロジェクトが終了した後もこのような音を介したやりとりを続けていた二人は、コロナ禍によりお互いの表現活動が否応なしに制限されていた2021年に突如として新たな作品の共作に取り組み始めた。

約20年前に二人が作りためていた音源の断片を、音楽家/レコーディングエンジニアの森崇が再構成することにより完成したこの作品は『往復書簡 correspondence』と名付けられCDリリースされた。

その直後となる同年12月には、この作品の実演/再構築をライブで試みる3つの公演が京都の映画館「アップリンク京都」で開催された。

本作はダンサーのアオイヤマダ、画家/映像作家の中山晃子をゲストに迎えて行われた最終日の公演「ダンスのための往復書簡」の記録であり、現在進行形の往復書簡プロジェクトの最新映像となる。