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ハンナはいつも、アイされたい
2022-09-20
【監督】
ジョー・スワンバーグ
【出演】グレタ・ガーウィグ、ケント・オズボーン、アンドリュー・ブジャルスキー、マーク・デュプラス、ライ・ルッソ=ヤング、トッド・ロハル
『レディ・バード』や『ストーリー オブ マイライフ/わたしの若草物語』で監督としても才能を発揮するグレタ・ガーウィグが、女優としての才能を開花させた本作は、台本を使わずに即興演技によって撮影され、ジョー・スワンバーグ監督(『LOL』『KISSING ON THE MOUTH』)と、彼の仲間であるマンブルコア派と呼ばれる新世代映画作家が集結し、作り上げられた。ほろ苦さとおかしさが入り交じり、自然体の演技、友情や野心、幸せの追求を繊細に描いた本作は、まさしくアメリカ映画におけるインディペンデント・スピリットの復活を予感させる作品。
大学を卒業したばかりの夏、うだるような暑さの毎日を、ハンナ(グレタ・ガーウィグ)は次から次へと恋をしていく。失恋のたびに悲しみ、満たされない心を抱えるハンナは、無職になったばかりのボーイフレンド(マーク・デュプラス)と別れ、職場の仲間であるマット(ケント・オズボーン)とポール(アンドリュー・ブジャルスキー)に惹かれはじめていく。