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演劇実験室「天井桟敷」ヴィデオ・アンソロジー
2022-08-15
街は、いますぐ劇場になりたがっている
さあ、台本を捨てよ、街へ出よう
演劇実験室「天井桟敷」(1967-1983)の全公演とその軌跡を寺山修司自身の解説と舞台写真、そして当時撮影されたヴィデオで構成。
演劇は社会科学を挑発し、日常の現実へ疑問符をさしはさんだ。贈与をめぐる、さまざまな仮説(役に立たない犠牲)を通して、明日への賭がなされた。演劇実験室「天井桟敷」の軌跡は、新劇という―ジャンルへの無の贈与(一つの破壊的意思表示)をくりかえしてきたのではない。あくまでも、呪術的な媒介を通して「社会転覆」をめざしたのである。 ―― 寺山修司
▼解説:寺山修司
▼収録公演
『人力飛行機ソロモン』1971年
『盲人書簡』1974年
『ノック』1975年
『疫病流行紀』1975年
『奴婢訓』1978年
『身毒丸』1978年
『レミング』1979年
『百年の孤独』1981年