『運命のマッチアップ』実際の兄弟から着想を得たバスケ青春エンターテインメント

『運命のマッチアップ』実際の兄弟から着想を得たバスケ青春エンターテインメント

2022-06-23 18:15:00

『運命のマッチアップ』のチャン・ロンジー監督(42)は、28歳の時に短編作品『天黒』で台北映画祭で賞を受賞し、ウォン・カーウァイに見出され、32歳の時『光にふれる』で金馬賞新人賞を受賞。その後『共犯』(14)『夏、19歳の肖像』(17)を監督、本作『運命のマッチアップ』について、チャン監督は次のように語っている。

「映画を作るのは本当に簡単ではありません。 台湾では、新しいタイプの映画を作ろうとすると、もっと大変です。『運命のマッチアップ 』の脚本は5年がかりで書きました。好きなことなら、それなりの執念が必要だと思います。一つの道をコツコツと歩んでいけば、いつかは自分の姿が見えてきます」。

映画は、台湾では甲子園さながらの盛り上がりを見せる高校バスケットリーグ(HBL)で活躍した、実際の兄弟から着想を得た作品。対戦相手は最愛の弟。それぞれのチームの仲間との青春と成長を描く。

 

チャン・ロンジー監督

台北生まれ。国立台湾芸術大学大学院応用媒体芸術研究所卒業。大学時代から映像製作に携わる。2006年、楊力州と共同監督した初の長編記録映画『ぼくのフットボールの夏』(07年アジア海洋映画祭IN幕張で上映)で台湾金馬奨最優秀記録映画賞を受賞。08年視覚障がいを持つピアニストを描いた短編映画『天黒』で、金馬奨最優秀短編映画賞を受賞。12年には同作を長編化した『光にふれる』で長編劇映画監督デビューし、高い評価を獲得。米アカデミー賞外国語映画賞台湾代表に選出された。


チャン・ロンジー監督コメント

台湾の高校バスケットボールリーグ(HBL)は、日本の甲子園のように、青春と胸躍る思い出に溢れています。選手たちは汗を流すだけでなく、涙を流しながら、高校 3 年生に美しい足跡を残していくのです。

人の成長をスポーツの試合を通じて表現するとなると、自分の内面状態がフィールド上での戦いに外面化されます。後半戦に再びチャンスを与えられた時、いかに自分の為に戦い、運命を好転させ、勝利を手にし、互いを取り戻し、試合を通じて不安な心を強くし、勝ち負けの意味を改めて学ぶことができるのではないでしょうか?

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ストーリー

バスケの秀でた才能を持つ兄弟・ショウユーとトンハオは、母を早くに亡くし、出稼ぎに行っている父とは離れて暮らしている。

二人とも中学時代から将来有望とされていたが、兄のショウユーが不慮の事故に遭い片耳が聞こえなくなり、それが理由で兄弟揃って退部を余儀なくされてしまった。
それでも二人はバスケで成功する夢を諦めきれず、高校入学を前に夜な夜なストリートバスケに明け暮れる日々を過ごす。

抜群のコンビネーションで対戦相手を打ち負かし、その試合動画が拡散された結果、トンハオは HBL の連覇を狙う強豪校・ユーイン高校に、ショウユーはバスケ部が廃部寸前のグアンチェン高校にそれぞれスカウトされることとなる。

二人は別々のチームで HBL の優勝を目指すも、環境の違いから心の溝が深まる一方であった。
勝利だけを求める孤独なトンハオと、仲間と共に本当の強さを学んでゆくショウユー。
HBL のトーナメントで着々と勝ち進む二人は、やがて最大のライバルとして運命の試合に挑む―。

予告編

 

公式サイト

6/24(金)よりシネマート新宿、アップリンク吉祥寺、アップリンク京都ほか全国順次公開

監督:チャン・ロンジー
脚本:ツァイ・クェンリン チャン・ロンジー
エグゼクティブ・プロデューサー:レイチェル・チェン
出演:ファン・シャオシュン チュウ・シュアンヤン ドゥアン・チュンハオ デヴィッド・ウー リー・リン フェイ ルー・イーチン トゥオ・ツォンファ

2019/台湾/117 分/DCP/ シネマスコープ/原題:下半場

字幕:夏 國明
字幕制作協力:台北駐日経済文化代表処台湾文化センター
配給:ライツキューブ

 ©We Are Champions Films Ltd.

 

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