「映画を通して原発を考える」福島第一原子力発電所事故から12年『プリピャチ』『100,000年後の安全』を72時間限定で無料公開
2011年3月11日に東日本大震災が起きてから今年で12年。
アップリンクでは、原発事故に関する映画『プリピャチ』と『100,000年後の安全』の2作品を震災後に公開し、当時大きな話題となった。
震災から12年目を迎える今年、日本政府は震災以来の政策を変更し、原発を最大限活用する方針に切り替え、再稼働へと向かいつつある。
そこで「映画を通して原発を考える」をテーマに、下記2作品をアップリンクが運営する配信サイト『DICE+』にて、2023年3月11日午前0時より72時間限定で無料公開する。
【作品紹介】
『プリピャチ』(ニコラウス・ゲイハルター監督)
1986年のウクライナのチェルノブイリ原発事故から12年後。
原発や関連施設で働く人々や、許可を得て帰還した人々など、原発から4キロ離れた街プリピャチの立入禁止区域で生きる人々を、『いのちの食べかた』のゲイハルター監督がナレーションや音楽を排し、モノクロの映像で記録していく。
配信はこちらをクリック、もしくはページ下部よりご覧ください。👇
『100,000年後の安全』(マイケル・マドセン監督)
原発が安全に稼働しても発生してしまう核のゴミ問題。
世界中の原子力発電所から排出される高レベル放射性廃棄物、いわゆる核のゴミは、暫定的な集積所に蓄えられている。
フィンランドでは、世界で初めて高レベル放射性廃棄物の最終処分場を造るオンカロ・プロジェクトが始動し、現在進行形で建設が進んでいる。
しかし、10万年後の安全は誰にも保証できない。
放射性廃棄物の埋蔵をめぐって、未来の地球の安全を問いかけるドキュメンタリー。