『ステラ SEOUL MISSION』時速50キロしか出ないステラでスーパーカーを探すのだ
『ステラ SEOUL MISSION』は、クォン・スギョン監督(『あの日、兄貴が灯した光』)、『エクスリーム・ジョブ』で脚色を担当したペ・セヨンが脚本を担当。主人公ヨンベを演じるのは名作ドラマ『応答せよ1994』や『ゴー・バック夫婦』、『三食ごはん』などバラエティでも活躍するソン・ホジュン。
そしてタイトルにもなったこの映画の主役はヒョンデ社のステラ(1983-91)だ。ステラはヒョンデ初の自社製セダン。フォード・コーティナMk4をベースにしており、ボディはオリジナル。エンジンは三菱製を使用している。デザインはイタルデザイン時代のジウジアーロ作。
自動車金融業界に勤めるヨンベ。社長のスーパーカー盗難の犯人の疑いをかけられた彼は、父が遺した1987年型時速50キロしか出ない“ステラ”でスーパーカーを探すのだった。
クォン・スギョン監督
1968年生まれ。キム・ヨンジュン監督『アウトライブ』(2003)でアシスタント・ディレクターを務めた。ファミリー・コメディ『裸足のギボン』(2008)で監督デビューを果たし、230万枚のチケットを売り上げるヒット作となる。10年後、チョ・ジョンソク、D.O.(ド・ギョンス)を主演に迎えた『あの日、兄貴が灯した光』(2017)で大作に復帰。同作は、”新たな韓国型コメディの誕生”という評価を受け、298万人の観客を動員し、大きな成功を収めた。『ステラ SEOUL MISSION』では自動車を媒介にして、もう一度監督にとって不変のテーマである「家族」について描いた。
ストーリー
取り立てには労を惜しまない、自動車金融業界のエース、ヨンベ。 ある日、ボスであるソ社長に任されたスーパーカーが、親友のドンシクの運転により消え去ってしまう。スーパーカーを奪った犯人だと疑われ、ソ社長たちに追われ始めるヨンベ。頼れる人も逃げ場所もない彼の前に現れたのは、父が遺した1987年型の古びた自動車“ステラ”だった。最高時速50㎞、残された時間は3時間―。唯一の希望の星ステラと共に、スーパーカーを必ず見つけ出す!
予告編
公式サイト
11⽉11⽇(金) シネマート新宿、アップリンク吉祥寺、アップリンク京都ほか全国公開
監督:クォン・スギョン
脚本:ペ・セヨン
出演:ソン・ホジュン、イ・ギュヒョン、ホ・ソンテ
2022年/韓国/韓国語/98分/カラー/原題:스텔라、英題:Stellar: A Magical Ride
配給:ファインフィルムズ
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