東京フィルメックスがこれまで通りの映画祭を実施するためにクラウドファンディングを行なっている。
以下、今日発表されたリリース。
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さて、本日、第23回国際映画祭「東京フィルメックス」を例年通りの日数で開催するためのキャンペーンをスタートしました。
「創造性溢れる映画作家を育てる」映画祭の開催を応援してくださる方を募集し、300万円を目標としています。
認定NPO法人東京フィルメックスは、「映画の限りない創造性と未来の可能性を追求し、人間性や社会性を深く表現する映画文化は私たちの暮らしに潤いをもたらすという理念のもと、その意義を多くの人々と分かち合い、平和で心豊かな生活の実現」と団体の存在意義を定義し、「創造性溢れる映画作家を育てる」映画祭を目指すとことを打ち出し、活動を続けてきています。
多くの人に映画を届け、素晴らしい作品を知ってもらうため努力して参りました。できるだけ低価格で入場料を設定することや学生への割引なども対応しております。日数としては映画祭は少ないものの、そこに関わる人や必要経費がかなりかかるのです。コロナ禍のデジタル化、オンライン化や助成金による収益減少により、日程の短縮を余儀なくされています。
映画祭期間中の上映は、1回、2回と限られていますが、大規模なホールでの上映機会を提供し、外国映画も国内の第一線で活躍する翻訳者による字幕を付けて上映しています。チケット代だけで全ての費用を賄おうとすると、単純計算で約6000円となるところ、活動にご賛同いただける皆様からのご寄付、ご協賛、助成等のご支援により、映画館でのチケット代金と同等な価格、加えて、25歳未満の鑑賞者へのサポートとしての割引を取り入れ、事業を実施しています。若年層支援や障がい者割引なども実施しています。
コロナ禍以降は、感染対策の会場設備等のデジタル化、オンラインなど映画祭がコスト高になる一方、まだ映画のお客様が戻り切ってはおらず、収益率が減少し、近年は慢性的な赤字が3期連続と続いております。また、偶然にも、大きな支えとなっていた助成金に採択されたものの、今年度は例年より約50%ダウンとなるなど、資金集めに苦心しており、現状では昨年まで果たしていた日数での開催が難しいほどの危機に直面しています。
届けるべきたくさんの映画をこれまで通りの日数の映画祭で上映していくため、皆様の応援をいただきたいと思っています。
どうぞ応援よろしくお願いいたします。
どうぞ情報掲載・拡散ならびに、東京フィルメックスに関心を寄せていただいている皆様のご自身からも、ひとつご支援をいただきたくお願いする所存です。
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