『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム 』は、中国電影管理局が自由の女神が登場するシーンの削除要請をしたが、ソニーが削除を拒否したため、中国では公開されなかったとする報道がされている。
中国当局は当初、ソニーとマーベル・スタジオに対し、映画の第3幕で大きく登場するアメリカのランドマークを削除するよう求めていた。アクション満載のシークエンスを削除するという当初の要求を修正し、代わりに、トム・ホランド演じるスパイダーマンが自由の女神の冠の上に立つシーンなど、あまりにも「愛国的」とみなされるシーンの特定のショットを削除するよう求めたと報じられている。さらに規制当局は、自由の女神像が映し出される部分を薄暗くして目立たなくすることも提案したがソニーはそれを拒否した。