5月14日から開催のカンヌ映画祭マスク着用は推奨するが義務ではない

5月17日に開幕するカンヌ映画祭は、コロナ対策を大幅に緩和。

昨年のような参加者の検査は行わず、上映やイベントでのマスク着用も義務付けない。しかし、カンヌのスタッフはマスクを着用する予定だという。

「フランスはワクチン接種をしていない旅行者の入国を非常に複雑にしているため、ほとんどの参加者はいずれにせよワクチン接種をしていると思われる」と映画祭幹部は述べた。
また、フランスでは成人人口の約95%がすでに2回のワクチン接種を受けていることも指摘した。

「COVID-19の感染曲線は上昇するどころか下降しているため、昨年とは全く異なる状況にある」とパリ在住の幹部は述べた。

4月29日現在、フランス国内のCOVID感染者は30%減少しており、感染率が鈍化していることを示している。しかし、映画祭や授賞式は超拡散イベントで、SXSW、アカデミー賞、英国アカデミー映画賞などでは、多数のCOVID患者が発生している。

カンヌ国際映画祭の参加者数については、昨年の約24,000人から、約35,000人の認定ゲストを迎える予定であるとDesrousseauxは述べた。昨年は約24,000人の参加者があったが、今年は約35,000人の参加者が見込まれている。

参照元サイト Variety