『コーダ』オスカー受賞を受けAppleTV+配給で全米600館で劇場再公開

『コーダ あいのうた』がオスカーの作品賞受賞を受け、AppleTV+配給により聴覚障害者用に字幕をつけて全米600館で劇場再公開。

『コーダ あいのうた』は、フランス映画『エール!』(アップリンク京都にて4/ 8上映)のリメイクで2021年のサンダンス映画祭で世界初公開され、アップルが、25ミリオンドル(122円=30億円)で、配給権と共同制作パートナーシップの権利を取得し、同年8月に全米で劇場公開とAppleTV+で配信された。

参照元記事 Variety

 

『コーダ あいのうた』はアップルのオリジナル製作作品ではなく、アップルがサンダンス映画祭で買い付けたもので、製作会社は映画製作前に世界のいくつかの配給会社と権利を販売する契約をしていた。


ネットフリックスが購入した『シカゴ7裁判』のケースでは、事前購入(プリバイ)した配給会社から権利を買い戻したので、ネットフリックスが全世界独占で配信を行った。『コーダ あいのうた』の場合は、アップルの買い戻しに応じなかった配給会社があり、アップルの全世界独占配信とはなっていない。


今後、製作側が事前購入の場合に製作側が買い戻し条件を契約書に織り込むことは、完成前にリスクを取って出資した配給会社にとっては納得できず、アマゾン、アップル、ネットフリックなどのストリーマーが巨額の金額で作品完成後に買付、事前購入者に買戻を要求することの是非が業界では問題となっている。

参照元記事 The Hollywood Reporter