ドナルド・トランプ米大統領の2025年財務開示報告書から、Amazon MGMスタジオ制作のドキュメンタリー『Melania』により、メラニア・トランプ氏が約1,071万ドルのライセンス料を得ていたことが明らかになった。同報告書では、トランプ氏の巨額の収入についても公表されている。2025年の財務開示報告書によると、メラニア・トランプ氏は、自身を題材としたAmazon MGMスタジオ制作のドキュメンタリー『Melania』から1,071万ドルのライセンス料を受領した。Amazon MGMスタジオは同作の配給権取得に4,000万ドルを支払い、劇場公開後はPrime Videoで配信している。
報告書にはこのほか、メラニア氏の回顧録『Melania』のライセンス料やNFTなど関連商品の収益も記載された。また、トランプ氏の2025年の総収入は少なくとも22億ドルに達し、『ニューヨーク・タイムズ』は、そのうち約14億ドルが暗号資産関連事業によるものと報じている。ホワイトハウス報道官のアナ・ケリー氏は、「大統領もその家族も利益相反に関与したことはなく、今後も決して関与しない」との声明を発表した。
一方、『Melania』をめぐっては、Amazonによる4,000万ドルでの取得を民主党議員らがトランプ政権への利益供与ではないかと批判している。エリザベス・ウォーレン上院議員は、この契約を「白昼堂々の賄賂」と非難した。一方、Amazon創業者ジェフ・ベゾス氏と、Prime VideoおよびAmazon MGMスタジオ責任者のマイク・ホプキンス氏は、競争入札を経た正当なビジネス判断だったと説明しており、Amazon MGMスタジオは年内に関連ドキュメンタリーシリーズの配信も予定している。
参照:Variety