日本時間1月12日、第83回ゴールデングローブ賞の授賞式が執り行われ、2026年の映画界の潮流を決定づける各部門の受賞結果が明らかとなった。
注目の作品賞(ミュージカル・コメディ部門)を制したのは、『ワン・バトル・アフター・アナザー』(ポール・トーマス・アンダーソン監督)であった。最多9部門でノミネートされていた同作は、作品賞に加え、PTAにとって初となる監督賞、脚本賞など最多4部門を制覇。2026年の賞レースにおける絶対的な主役としての地位を不動のものにした。
なお、主演男優賞ではティモシー・シャラメ(『マーティ・シュプリーム』)がレオナルド・ディカプリオを破り、見事初受賞を果たしている。
一方、最激戦区と目されていた作品賞(ドラマ部門)では、『ハムネット』(クロエ・ジャオ監督)が栄冠に輝いた。フランケンシュタイン』や『罪人たち』、そしてパナヒ監督作などが競い合う中、シェイクスピアの息子の死を描いた魂を揺さぶる人間ドラマが高く評価され、見事な勝利を収めた。
日本からノミネートされていたアニメーション映画賞の『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』は、惜しくも受賞を逃すという結果となった。
同部門を制したのは、Netflix映画『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』(マギー・コン監督ら)であった。同作はK-POPとアクションを融合させたアニメーションの新たな地平を切り拓いたと評され、ディズニーの『ズートピア2』をも抑えての受賞というサプライズとなった。
ここで選ばれた作品群は、次なる大舞台であるアカデミー賞へ向けて、さらなる加速を見せることになりそうだ。