ワーナー・ブラザース、新たな「コンテンポラリー映画」レーベルを設立へ

ワーナー・ブラザース・モーション・ピクチャー・グループは、新たな映画レーベルを立ち上げると発表した。この新部門はグローバルな劇場公開を軸とする「コンテンポラリー(現代的)」な作品の世界規模での劇場公開を専門とする。現在は名称未定で、Neonを退社するチーフ・マーケティング・オフィサーのクリスチャン・パークスが率いる。パークスにはNeon出身のジェイソン・ウォルド(買付・製作部門責任者)とスペンサー・コランテス(マーケティング&クリエイティブ担当VP)が加わる。

パークスはNeonで、『パラサイト 半地下の家族』や『ANORA アノーラ』などのマーケティングを担当したほか、『落下の解剖学』『逆転のトライアングル』『TITANE/チタン』『ロングレッグス』などの公開を統括してきた。声明でパメラ・アブディとマイケル・デ・ルカは、「大胆で独創的なストーリーテラーの声を広げる取り組みを、この新レーベルで推進していく」と述べた。

パークスは「ワーナー・ブラザースの映画教育を受けた者として、このスタジオの未来に関わり、世界最高峰の映画作家と協働できることは名誉であり、刺激的な機会だ」とコメントしている。

ワーナー・ブラザースは2025年、『Sinners』『One Battle After Another』『Weapons』『F1』などの大作を公開し、興行的にも批評的にも成功を収めた。一方でスタジオは売却され、Netflixが827億ドルで買収することに合意している。取引成立後はワーナー・ブラザースのブランドがNetflix傘下に入る予定で、劇場公開への影響が注目される。

新レーベルは、サンダンス映画祭などで注目作の受け皿となる可能性が高く、A24やMUBI、Neonと並ぶ存在となる見込みだ。

参照:Deadline  , IndieWire