映画ファン向けソーシャルプラットフォームの Letterboxd は、都度課金型デジタルレンタル(TVOD)サービス「Letterboxd Video Store」を開始すると発表した。ユーザーは作品ページからそのまま映画をデジタルレンタルでき、サブスクリプション登録や追加の有料壁を通過する必要はない。Letterboxd 上で作品を検索したりウォッチリストに追加したりする流れの中で、閲覧したレビューから即座に視聴へ移れる利便性が特徴となる。
同サービスでは、ユーザーデータに基づく需要を反映したキュレーションを行い、レンタル可能な作品ラインナップを随時更新する。対象となる作品には、配給前の映画祭の話題作、これまで入手困難だったが頻繁にウォッチリスト入りしている作品、最新レストア版、期間限定の特別タイトルなどが含まれる可能性がある。作品選定は、他の配信プラットフォームで一般的に取得できるものではなく、Letterboxd ユーザーが今まさに観たいと思う作品に基づく点が特徴だ。
初期ラインナップはまだ発表されておらず、レンタル料金は地域や作品によって異なる。配信形式やレンタル期間も未公表だが、ウェブ、モバイル、主要なスマートTVアプリでの視聴に対応予定。サービスの詳細は、12月初めのサービス開始時に改めて発表される見通しだ。
参照:IndieWire