Switchboard、短編ドキュメンタリー制作者向け助成金プログラムを開始

ドキュメンタリー作品を中心に展開するメディアプラットフォーム Switchboard が、短編ドキュメンタリー制作者を対象とした新たな助成金プログラム 「Switchboard Shorts Grant」 を立ち上げた。同社は『Call Me Miss Cleo』のプロデューサーとして知られる セリア・アニスコヴィチが設立したもので、今回の取り組みは短編ノンフィクション分野のさらなる支援を目的としている。

助成金は 1名の映画制作者に2,500ドル を提供するもので、新作短編ドキュメンタリーの制作を後押しする。応募締め切りは 2月 とされており、詳細はSwitchboardが案内する情報源で確認できる。

Switchboardは今年、複数の短編作品を取得しており、ドキュメンタリーや短編映画の分野で存在感を高めている。また、同社は現在、4作品を対象とした初のアカデミー賞キャンペーンの準備も進めており、短編領域での活動を広げつつある。

創設者のアニスコヴィチ氏は、「独立映画制作者は、彼らの語りを信じて支える人々がいることで力を発揮できる」とコメント。今回の助成金プログラムを通じ、コミュニティの強化と創作環境の充実を図る姿勢を示した。

Switchboardは今後も、短編ドキュメンタリー分野の制作者を支援する取り組みを継続していく考えだ。

参照:Deadline