釜山国際映画祭、第30回からコンペティション形式に転換

2025年に開催される第30回釜山国際映画祭(BIFF)は、これまでの非競争型から初の本格的なコンペティション形式へと転換することを発表した。アジアの14作品が、グランプリや最優秀監督賞など5部門で競い合う予定だ。グランプリ受賞作はクロージング作品として上映される。

アジア映画の多様性と質の高さを世界に発信することを目指し、賞のトロフィーはタイの名匠アピチャッポン・ウィーラセータクンがデザイン。新設される「釜山賞」も注目を集めている。

また、ベテラン映画監督のミン・ギュドン氏(『メメント・モリ』)がオープニングおよびクロージングセレモニーの総合演出を担当し、記念すべき回にふさわしいよりダイナミックな演出が期待される。

 

参照:Variety