スライ・ストーン

【監督】

ウィレム・アルケマ

【出演】

スライ・ストーン、ウィレム・アルケマ、ジェリー・マルティーニ、グレッグ・エリコ、リッチ・ロマネロ、パット・リッツォ、シンシア・ロビンソン、ラリー・グラハム、フランク・ワディ、ジョージ・クリントン、シルヴェット・ファン・ロビンソン、ヴェット・ストーン、ノヴィ・ストーン、ナイル・ロジャース

スライ・ストーン(1943年3月15日 - )幼少時から教会でゴスペルを歌い、9歳でシングルレコードをリリース。66年に結成したファンク・ロックバンド“スライ&ザ・ファミリー・ストーン”は『ダンス・トゥ・ザ・ミュージック』『エブリデイ・ピープル』など大ヒット曲をとばし、一躍全米音楽界のスターダムとなるも、75年に解散。ソロ活動を始めるが、麻薬所持等で幾度も逮捕され、そのうち長期間消息不明状態が続く。家を失くしキャンピングカーで生活しているとも伝えられた。2010年、元マネージャーを詐欺横領で告訴。2015年1月に勝訴判決が出された。

「伝説のファンク・スター」スライ・ストーン。1960年代後期から1970年代中期までのほんの短い期間に壮絶なファンク作品を生み出して、姿を消した男。彼の影響を受けたアーティストは数知れず。プリンス、マイケル・ジャクソン、マイルス・デイヴィス、ナイル・ロジャーズ、ジョン・レジェンド、最近ではディアンジェロ。そのファンクの伝染力はすさまじく、アメリカのみならず世界に広がった。そんなファンク伝染病にかかった一人がオランダに住む映像作家、ウィレム・アルケマだった。アルケマは1993年、スライ&ザ・ファミリー・ストーンの1974年のアルバム『スモール・トーク』に収録されている『アイ・キャント・ストレイン・マイ・ブレイン』を聴いて衝撃を受け、このファンク・スターの行方を探す決意を固める。すでにその時点で伝説化していたスライ・ストーンは、音楽活動をしているのか、どこで何をしているのかさえつかめなかった。そこで彼はリサーチを始め、多くの人間に出会い、遅々としながらもスライへ迫る。スライの双子のマニア、コニング兄弟やバンド・メンバーの協力を得て、徐々に一歩ずつスライに近づく監督たち。そして、決して表に出てこないスライがついにインタビューに答えるといってきた。「質問はひとつだけ」という条件付きで。

©2015 Dwars Producties/NPS

制作国 オランダ
制作年 2015年
上映時間 1h30
提供者 simple+
公式サイト
配信期間 2025-10-18まで配信