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The Public Image Is Rotten ザ・パブリック・イメージ・イズ・ロットン
タバート・フィーラー
【出演】ジョン・ライドン、ジャー・ウォブル、キース・レヴィン、ジム・ウォーカー、サーストン・ムーア、アダム・ホロヴィッツ、フリー
セックス・ピストルズ時代はジョニー・ロットンと名乗っていたジョン・ライドンがフロントに立つ、PiL(パブリック・イメージ・リミテッド)の初のドキュメンタリー映画。1978年1月のアメリカ・ツアー後にセックス・ピストルズから脱退してPiL“結成”に至るまでの動きから始まり、パンクの象徴だったジョンが道を切り開いたポスト・パンクの流れもわかる作品。ジョンとの確執が消えない面々を含む歴代メンバーの談話シーンの数々も見どころだが、挑戦的なPiLの活動史を通してジョンの人間性をあぶり出した映画でもある。
70年代後半に登場、音楽史に強烈な爪痕を残したセックス・ピストルズ。ボーカルのジョニー・ロットンはピストルズ解散後、本名ジョン・ライドンとして新たにパブリック・イメージ・リミテッド(PiL)を結成。以来、バンドはメンバーやスタイルの変換を経ながら、今なお音楽への新たなアプローチを体現し大きな影響を与え続けている。バンド結成40周年の2018年に発表された本作への出演は、ジョン・ライドンとPiLの新旧メンバーをはじめ、フリー(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)、アドロック(ビースティ・ボーイズ)、サーストン・ムーア(ソニック・ユース)など豪華な顔ぶれ。彼らとバンドとの親交を赤裸々に語る。ジョンとPiLの一見華やかなキャリアに隠された紆余曲折の舞台裏、そしてここで初めて明かされる真実の数々が、ジョンのウィットにとんだ語り口と率直な人柄を通じて包み隠すことなく描かれた、音楽ファンならば必見のドキュメンタリーとなっている。
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