エドワードII／EDWARD II

クリストファー・マーロウの戯曲を原作に、陰謀と欲望が絡んだ物語と共に、圧倒的なヴィジュアルによる演出でゲイ・バッシングに対する痛烈なメッセージを投げかける実在のイギリス王を巡る愛と策略の物語。映像作家デレク・ジャーマンの代表作。

1992年度ベルリン国際映画祭・国際批評家連盟賞を受賞している。

イングランド王に即位したエドワードⅡ世（スティーブン・ウォーディントン）。彼が寵愛したのは妻イザベラ（ティルダ・スウィントン）ではなく、青年ガヴェストン（アンドリュー・ティアナン）。そしてその若き王をイザベラと結託して王位から蹴落とそうとする貴族モーティマー（ナイジェル・テリー）。二人の策略によってエドワードとガヴェストンは王室を追放されるのだった。