『3つの鍵』の公開を記念し、ナンニ・モレッティ監督の自由でユーモア溢れる初期の傑作『親愛なる日記 レストア版』がスクリーンに帰ってくる

世界三大映画祭を制するイタリアの巨匠ナンニ・モレッティ監督の最新作『3つの鍵』の公開を記念し、モレッティ監督の初期の代表作で、第47回カンヌ国際映画祭最優秀監督賞を受賞、カイエ・デュ・シネマ誌年間ベストワンにも選ばれた『親愛なる日記 レストア版』の上映が9月23日(金)よりスタートする。

『親愛なる日記 レストア版』は、ローマとシチリアの島々を、モレッティ監督自身がベスパに乗って巡る、親密でおかしくてちょっと辛辣な3章からなる物語。「こんなに愛しいと感じる映画は滅多にない」(ザ・ガーディアン紙)、「おかしくて、心を捉える、嬉しいオフ・ビート映画」(NY タイムズ紙)と世界のメディアからも絶賛され、1995年の日本公開当時も〝映画監督″のシネマ・エッセイとして、その斬新な作風が話題となった。熟練の技が冴える最新作『3つの鍵』とともに、自由でユーモア溢れる初期の傑作『親愛なる日記 レストア版』が、撮影から30年の時を経て、デジタル修復により色鮮やかに蘇る。

 

予告編

 

【ストーリー】

第1章:「ベスパに乗って」――夏のバカンスシーズンで閑散としたローマ市内や郊外をモレッティがベスパで巡る。
第2章:「島めぐり」――脚本を書くのに良い場所を探し、友人と共に世界遺産のストロンボリ島があるエオリエ諸島を船で巡る。
第3章:「医者めぐり」――原因不明のかゆみに悩まされたモレッティが、症状の改善を求めて医者巡りをする経験が、おもしろおかしく語られる。

 

公式サイト

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9⽉23⽇(金) ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開
9月30日(金) アップリンク京都にて公開

監督・脚本:ナンニ・モレッティ
撮影:ジュゼッペ・ランチ 音楽:ニコラ・ピオヴァーニ
出演:ナンニ・モレッティ、ジェニファー・ビールス、アレクサンダー・ロックウェル、カルロ・マッツァクラーティ、レナート・カルペンティエーリ

1993年/イタリア、フランス/101 分/ヨーロピアンビスタ/ドルビー・ステレオ/原題:Caro diario

日本語字幕:吉岡芳子  
配給:チャイルド・フィルム